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2021/08/20 19:30

ANTAN À TOKYOでセレクトするポイントは、そのモノがいろんな意味で美しいかどうかはもちろんですが、ファッションアイテムに関しては、ヴィンテージ・アンティークでも、今の気分・私たちのワードローブにちゃんとマッチするかどうかも重要なセレクト基準の1つにしています。


そんな中で見つけたユニークでレアなホワイトカラーのフレンチボンバージャケット。

フランス軍のアイテムかと一瞬思いました。





Made in Franceのボンバースタイルのジャケットは、フランスならではの曲線美が、他にはないユニークでエレガントなデザインで仕立てられています。



ライニングはモノトーンのペイズリー柄で、カリフォルニアテイストのような雰囲気。歴史と経済的な理由から、フランス軍がUS軍にインスパイアーされたミリタリー服をフランス流に作っていたように、アメリカにインスパイアーされた一着。


生地のテクスチャーや着心地はキルティングジャケットに似ていて、厚手のしっかりした作りですが、重すぎず、ショールカラー部分も程よい固さと柔らかさ。ショールカラーは立てて着用することも可能です。

身幅やアームホールなど全体的にオーバーサイズめの作りなので、パフっと羽織れます。








写真のフランス軍のM52パンツとも相性抜群でした。

全体的に流れるような絶妙な曲線が醸し出すエレガントさは、さすが黄金期に世界を魅了したフランスならでは。

 

強度が何より大事だった時代の服づくりから、今でもまったく廃れることもなく、今のワードローブにもとてもマッチするアイテム。またこの先の何十年も、ずっと良きパートナーでいてくれそうです。


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