Blog

2021/04/15 18:52

今日ご紹介するのは"Blizzand"のカーキステンカラーコート。



"Blizzand"は1950年代頃のフランスで登場した上質なトレンチコートとレインコート専門のブランド。日本ではまだあまり知られていませんが、その質と機能性が認められて、70年代にフランス軍のオフィサー用のドレスコートなどに生地を提供していたブランドでもあります。


"Blizzand"ブランド紹介

Blizzandはフランスで最初に、フランス製の防水性や通気性のある高機能素材「VENTILE」(ベンタイル)生地を使ったトレンチコートを開発。その生地は、戦後のフランスで一大生産地であったフランス・ブサック(Boussac)地方で主に生産されていました。Blizzandで"Boussac Tergal"と名付けられた生地は、主にこのブサックで作られたコットンとポリエステルを混紡した革新的な生地を用いたもの。その生地はソフトでありながら強度があり、ほのかに光輝くようなエレガントさを放つ、とても美しい生地です。またBlizzandのコートは当時、南フランスで生産されていたそうです。


フランスでこの"Blizzand"に出会ったときは、その質と機能性、デザイン、そしてクラフトマンシップを兼ね備えるがゆえのフランス軍規格の背景も含め、とても興奮したのを覚えています。

また、ファッションとしても、現在のトレンドニーズにもとてもマッチしたアイテムなので、ご紹介させていただきます。





ステンカラーのロング丈コートはフランスの黄金期60年代頃に作られたもの。Blizzandの中でもハイラインとして仕立てられたBlizzand Royalのラインで、少しベージュ気のあるエレガントなライトカーキ色。ラグランショルダー、ボディやアームがオーバーサイズめに作られているので、今のトレンドやワードローブにもとてもマッチするアイテム。






付属ボタンの色合いも、とてもきれいなカーキベージュのグラデーション。ベルトのバックルもレザー調の同じ色合いで、ミニマルで上品なデザイン。



生地はシャリ感とハリ感がありながら、ソフトで、そっと体に馴染んでくれます。
レインコートとしても着用可能なため、春から雨季、秋と幅広く活躍してくれます。

ボタンの配置からメンズものではありますが、女性がオーバーサイズ目で着ても、とてもカッコいいコート。
クラシックでミニマルなデザインのため、どんなコーディネートにもマッチします。








いかがですか?まるで、現在作られたようなアイテムに見えますよね?

やはり黄金期のフランスファッションは、今の様々なブランドのインスピレーション元になっていることが頷けると思います。そんな、まさにクラシックなフレンチスタイルのヴィンテージブランド”BLIZZAND"と、そのステンカラーコートのでした。


今日ご紹介したアイテムは下記から是非ご覧ください。

https://www.antan.tokyo/items/24174370


またその他にも、フランスを中心にヨーロッパで直接丁寧にセレクトし、買い付けたアイテムも是非ご覧いただけたらと思います。

オンラインショップ https://www.antan.tokyo

インスタグラム https://www.instagram.com/antan.tokyo/

新しい追加商品も絶賛準備中ですので、是非フォローもよかったらお願いします。

Blogトップへ
Copyright © ANTAN À TOKYO. All Rights Reserved.